はじめに
✔「未経験歓迎ってあるけど、給食パートって実際どうなんだろう?」
✔「体力的にきつい?人間関係は?」
求人を見ると条件は良さそうだけれど、実際に働いてみないと分からないこともたくさんありますよね。
私は実際に給食調理補助のパートとして働いてみて、良かったことも大変だったこともありました。
この記事では、求人票だけでは分からなかったリアルなメリット・デメリットを、実体験をもとに紹介します。
私が給食パートを選んだ理由
仕事探しで私が重視していた条件はこちらです。

- 家から近く、徒歩でも通える
- 土日祝日が休み
- 朝が早すぎず、夜も遅くならない
- 仕事を家に持ち帰らず、勤務時間外は仕事のことを考えなくて済む
- ルーティンワークが中心
- 時給1,200円以上
この条件にぴったり合ったのが給食調理補助のパートでした。
実際に働いてみると、想像していた以上に良かった点もあれば、「これは大変だな」と感じた点もありました。
給食パートのメリット
栄養バランスの良い給食が食べられる

職場によって異なりますが、無料で食べられるところもあれば、100円前後で食べられるところもあります。お弁当を作ったり、買って食べたりするより、圧倒的に栄養満点で価格も安い!
大量調理だからこその美味しさが味わえたり、自分が切ったものや下処理したものを実際に食べられたりするのもいいところ。
一度覚えるとルーティン作業が多い

毎日献立自体は変わりますが、作業の流れはほとんど同じです。
食器の洗浄や野菜の下処理、配缶の仕方など、一度覚えてしまえばスムーズに進められる仕事が多く、慣れるほど働きやすさを感じました。
役割が決められていて毎日同じ担当で行うパターンと、ある程度慣れてきたら誰がどこの担当でもできるように回していくパターンがあります。
「ありがとう」がやりがいになる

子どもたちから「ごちそうさまでした」「おいしかったです!」と言ってもらえるのが、可愛くて嬉しい瞬間です。
また、職場では人手不足ということもあり、来てくれて助かると感謝されることも多いと思います。実際に、私が勤務していた学校は、ずっと応募していてもなかなかパートの人数が確保できず、初日から「本当に助かる、嬉しい」と言っていただき、来てよかったなと思いました。
自分の仕事が誰かの役に立っていると実感しやすい仕事です。
子育て世代でも働きやすい

私としては、このメリットはとても大きいな感じました!
勤務時間の調整がしやすく、土日祝休みなのが魅力です。スーパーやカフェだと土日や早朝、遅い時間にも「入れませんか?」と言われる可能性がありますが、完全に土日祝休みなので、気を遣う必要がありません。
また、もちろん気軽にとはいきませんが、子どもの熱や体調不良による急な休みでも、他の学校や本社からヘルプを呼ぶことができるので、比較的休みを取りやすい環境だと思います。
さらに、学校給食なら夏休みや冬休みなどの長期休暇もあり、子どもの予定に合わせやすいです!逆に言えば、その期間は収入がない状態なので、人によってはデメリットかもしれません。
料理や健康の知識が自然と身につく

季節の食材を使ったり、年間行事に合わせた献立を作ったりするので、「家でも作ってみよう」と思うことがよくあります。
また、カレールウやCookDoのような合わせ調味料を使わず、すべて手作りなので、調理方法なども参考になります。
特に、「子どもでも食べやすい味付け」など、家庭でも活かせる工夫を知ることができます。
未経験・資格なしでも始められる

私自身も全くの未経験で、調理師や栄養士などの資格も一切なし!
特別料理するのが好きとかもなく、普通に自炊するくらいでした。
切り方も複雑なものは少なく、単純な切り方が多いです。千切りやみじん切りなど細かく切る必要がある場合は、裁断機で行うため、技術に自信がない人でも心配いりません。
正社員だともう少し高度な技術や知識が求められるかもしれませんが、初心者でもできる仕事ばかりです。パートから始め、そのまま正社員になる人も少なくないそうです。
給食パートのデメリット
手荒れや腱鞘炎になりやすい

洗剤やお湯を使うことが多く、手荒れしやすい環境なのは間違いありません。
また、異物混入防止のため作業によっては手袋が使えないこともあり、爪が削れたり、小さな切り傷ができたりすることも日常茶飯事です。
特に私が一番しんどかったのは、手首の腱鞘炎です。重い物を持つことが多かったり、手首をひねる・力を入れて作業することがあったりするため、湿布とサポーターがないと過ごせないほどの痛みが続くこともありました。
常に時間との勝負

給食は決まった時間までに完成させなければなりません。
クラスごとに分けたり、何百人もの食器や牛乳を用意したりするため、ゆっくりやっているといくら時間があっても足りません。
大量調理ももちろん大変なのですが、その分いくつもの鍋や調理器具を洗浄しなければならず、効率よく動くことが求められます。
慣れるまではスピードについていくのが本当に大変で、周りの手際の良さと雰囲気に焦りながら仕事をする期間は正直きついなと感じることもありました。
人手不足の職場が多い

比較的休みが取りやすいというメリットを紹介しましたが、職場の人数としては常にギリギリの状態で回していることがほとんどだと思います。
そもそも求人を出しても、なかなかパートの人数が確保できなかったり、実際に採用が決まってもすぐに辞めてしまうことが多かったりするのが原因のようで、「1日で辞めることも珍しくない。」という話も聞きました。
また、人手不足のため、ゆっくりと教えてもらう時間はあまりなく、初日からがっつり働き、少しずつ覚えながら慣れていくという流れだったので、はじめの1週間は毎日どきどきでした。
人間関係は職場による

私は働く前から、お局のような人がいるイメージで、人間関係はかなり不安でした。
どの職場でも同じことが言えますが、人間関係は職場ごとの差が大きいです。良い職場なら助け合いながら働けますが、忙しい時間帯はピリピリした雰囲気になることもあります。
ただ、他の職場と違うことがあるとすれば、調理も休憩も全員同じ空間で過ごすことになるということです。休憩室は狭いことが多く、お昼も給食を食べるので、長い時間一緒にいるのが苦に感じるとしんどいかもしれません。
私の職場は、ゆるく適度に話し、各々寝たり携帯を触ったり、自由に過ごすことができるとても恵まれた環境で、仕事中いくら忙しくても、聞きやすい雰囲気だったので最高でした。
これは、求人だけでは分からない部分なので、面談のときに「どんな雰囲気の職場か」しっかりと聞くことをおすすめします!
夏は暑く、冬は寒い

調理室は大きな釜や蒸気の影響で、夏はかなり暑くなります。冷房が設置されているところもあるかもしれませんが、まだ調理室までは完備されていないところも少なくありません。
私の職場も、休憩室は冷房がありますが、調理室はなく、下着まで汗びっしょりになるくらい、蒸し暑く熱中症に注意が必要です。
一方で冬は足元が冷えやすく、冷たい水での作業や、解凍作業は手もキンキンになります。
想像以上に体力仕事

牛乳ケースや食器、食材、食缶など、10kg前後の物を何度も運ぶことがあります。
また、ただ持つだけではなく、膝を曲げて低い位置から食材や食器を持ち上げたり、高い場所へ持ち上げたり、重いものを抱えたまま移動したりする場面が多く、全身を使う力仕事です。
「調理補助だから軽作業」と思っていると、想像以上に体力を使うかもしれません。
実際に、働き始めて1週間くらいは毎日全身筋肉痛で驚きました!
衛生管理がとても厳しい

作業スピードも大事ですが、やはり衛生面は最も重要で細心の注意が必要です。
- 野菜は1枚1枚汚れや虫を確認しながら洗う。
- お皿も1枚ずつ汚れやぬめりがないか確認しながら数える。
- 髪の毛が入らないよう、ネットと帽子をかぶり、マスクと白衣を着用する。
- 異物混入を避けるため、袋を切るときはすべて切らず途中まで。
- 手袋は、破れていないか相互チェック、または水を入れて漏れがないか確認する。
- エプロンは肉を扱う場面、検温前、検温後と使い分けを徹底する。
など、挙げればきりがないほどたくさんある。
パートであっても、きまりとなっている事項は厳守しないといけないという点では責任があります。
給食調理パート選びで見るポイント
応募前や面接時に次の点を確認すると、入職後のミスマッチを減らせます。
- 給食は無料か有料か
- 勤務時間の調整は可能か(9:00~15:00の間で調整すること多い)
- 残業の有無
- 長期休暇中の勤務があるか(ダブルワーク可能か)
- 人員体制に余裕があるか
- 時給は何分単位か
- 口コミや職場の雰囲気
- 休憩や昼食のタイミング
- 洗浄中心なのか、調理も行うのか、ざっくりとした作業内容
- 食数はどれぐらいか →少ないほど楽な傾向があるようだが、職員数にもよる。
- 白衣などの備品は退職時どうするか →1年以内の退職は全額返金という場合あり⚠
まとめ
給食パートは、子育て世代にも働きやすく、未経験でも始めやすい仕事です。
一方で、手荒れや体力仕事、時間との勝負など、大変な面も少なくありません。
だからこそ、求人票だけでは分からない職場の雰囲気や仕事内容を事前によく確認することが大切です。
これから給食パートを始めようか迷っている方は、メリット・デメリットの両方を知ったうえで、自分に合う職場を選んでみてください。


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