はじめに
※本記事は2026年7月に受診した際の体験をもとに作成しています。料金や検査内容は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

妊娠すると「赤ちゃんは元気に育っているかな」「出生前診断を受けた方がいいのかな」と悩む方も多いのではないでしょうか。
私自身、20代後半で初めての妊娠を経験し、胎児ドッグとNIPTを受けることを決めました。しかし、検査を受けると決めた後も、どこのクリニックを選べばいいのか、費用や検査内容に違いはあるのか迷いました。
そこで今回は、大阪にある「ゆたかマタニティ超音波クリニック」で胎児ドッグ・NIPTを実際に受けた体験談を紹介します。予約から当日の流れ、費用、受けて感じたことまで詳しくまとめました。
ゆたかマタニティ超音波クリニックを選んだ理由
私は、妊婦検診で通っているクリニックの担当医や看護師さんに相談し、紹介してもらった医療機関を中心に、3つのクリニックを比較し検討しました。
→① ゆたかマタニティ超音波クリニック/② 認証施設のAクリニック/③ 非認証施設のBクリニック
認証施設であること
検査前の遺伝カウンセリングや、陽性だった場合の確定検査・専門医への紹介など、検査後まで見据えたサポート体制が整っている認証施設のほうが、「安心して検査を受けられる」と考えたからです。
もちろん、非認証施設にも費用や豊富な検査コースなどメリットがあり、質の高い医療を提供している施設もあります。そのため、自分たちが何を重視するかで選ぶことが大切だと思います。
認証施設と非認証施設のNIPTの違い
| 項目 | 認証施設 | 非認証施設 |
|---|---|---|
| 医師 | 産婦人科専門医 臨床遺伝専門医 超音波専門医 | 施設によって異なる(例:美容外科・整形外科・小児科・産婦人科など) |
| NIPTの目的 | 赤ちゃんの状態を知り、今後に向けた情報を得る | 施設によって考え方は異なる |
| 身体の病気 | 胎児ドックを併用することで超音波でわかる疾患の評価も可能 | NIPTのみでは胎児の身体的な病気は診断できない |
| 検査項目 | 主に13・18・21トリソミー | 全染色体・微小欠失症候群などを扱う施設もある |
| 検査の精度 | 13・18・21トリソミーは陽性的中率が高い | 13・18・21以外は陽性的中率が低い項目もあり、結果の解釈に注意が必要 |
| フォロー体制 | 遺伝カウンセリング、確定検査、専門医への紹介などのサポートが受けられる | フォロー内容は施設によって異なる |
※各施設によって検査内容やサポート体制は異なります。一般的な特徴をまとめています。詳細は各施設の公式サイトをご確認ください。
口コミ
口コミがすべてではありませんが、病院やクリニックは賛否あることが当たり前のなか、Googleマップの口コミは評価★4.9(2027年7月現在)と非常に高く、信頼されているクリニックだと思いました。
内容としても、
- 「先生と看護師さんの説明や伝え方が丁寧」
- 「必要がない検査はしない」
- 「とても良心的な価格」
- 「1つ1つ丁寧に何度も診てもらえた」
- 「二人目もお願いしたい」
- 「性別発表の方法など細かな配慮をしてくれた」 など、安心できるコメントばかりでした。
初めての出生前診断で不安が大きかったですが、口コミのおかげで前向きに検討できました。
費用
- 費用が明確に設定されている
- 比較的低価格
他の医療機関では、検査費用とは別に「初回受付手数料」や「結果カウンセリング料」、「診断書代」など検査によって追加で費用が発生することがあり、複雑に感じることも多かったです。
一方で、ゆたかマタニティ超音波クリニックでは、「すべて込みの価格表記になっている」うえ、電話で予約をする際、事前にかかる費用を正確に伝えていただけたので、安心してスムーズに受診することができました。
また、同じ認証施設でも価格が2~3倍になるケースもあり、安いものではありませんが、ビジネス感がなく、口コミの通り、良心的な価格設定になっていると感じました。
検査内容の充実
- 初期胎児ドッグ
- 中期胎児精密検査
- 胎児プレドッグ
- NIPT
- アニバーサリーコース
- 羊水検査
- 絨毛検査
など、妊娠時期に応じた非確定検査~確定検査まで検査内容が充実していました。胎児ドッグとNIPTを同日に受けることができ、負担も少なかったです。
電話対応での安心感
年齢や検査の種類、結果についてなど、様々な不安を抱えたまま電話。
最初から最後までとても丁寧で、細かな質問にも丁寧に答えていただいたり、検査や当日の説明もとても分かりやすく案内していただいたり、電話をしている最中も、「ここにしてよかった」と思うほどでした。
「20代でも出生前診断受ける方っていますか?」という個人的な質問にも、「20代で受けられる方も最近は特に多いですし、年齢関係なく受けていただけるので心配ないですよ」と言っていただき、ずっと心のどこかで思っていた不安も解消されました。
予約方法と予約の取りやすさ
予約方法は電話のみで、完全予約制となっています。
ゆたかマタニティ超音波クリニックで唯一の欠点は、予約のとりにくさです。ただ、人気ゆえの予約困難のため、欠点というよりある意味安心できる要素かもしれません。
私の場合、妊娠10週目になる直前に電話で予約状況を確認。
- 7月3日:2回目の電話でつながる(予約がいっぱいで早くて妊娠18週目以降と言われた)
- 7月4日:2回目の電話でつながる(NIPTを早めに、胎児ドッグを18週目にと提案された)
- 7月4日:20回目の電話でつながる(偶然キャンセルが出たため、初期ドッグを受けることに)
電話がつながりにくい場合があり、かつ予約でいっぱいの可能性あり。
キャンセル待ちというシステムがないため、毎日電話をかけてキャンセルがないか確認していたという人もいるようです。
とにかくなるべく早く予約することをおすすめします!!
※妊娠が分かったらすぐでもOK(出産予定日が分かったらがちょうどいいかもしれません。)
当日の流れ
受付
- マスクを必ず着用(子どもも含め、かなり徹底されていました!)
- 5~10分前には来院
- 保険適用外のため、母子手帳やマイナンバーカードの提示の必要なし
スリッパや待合室などどこも清潔感があり、子どもが過ごせるスペースも確保されていました。
問診(約5分)
問診表を記入(妊娠週数や出産予定日、これまでの妊娠経過、既往歴など)
難しい言葉や分からない部分はそのままでも、受付で確認して対応していただきました。
完全予約制で、診察時間にもゆとりがあるためか、待合室が込み合うこともなくゆったりと過ごすことができ、待ち時間もほとんどありませんでした!
産婦人科や普段通っている病院では、予約していても待ち時間はつきものだったので驚きました。
胎児ドッグ(約30分)
- カウンセリング(検査内容の確認や検査の流れの説明)
堅苦しい雰囲気ではなく、先生が優しく話しかけてくださったので、リラックスして受けることができました。気になることや不安なことも質問しやすい雰囲気でした。
- 検査
腹部エコーでじっくりと説明してもらいながら見ていただきました。
検査中は、携帯での撮影が可能だったため、映し出されたエコーを記念に残しておけるのも嬉しいポイントでした!ちなみに、エコー動画を購入することも可能◎
※医師からは、「大丈夫」という言葉は使わず、あくまで赤ちゃんの状態をそのまま伝えているという説明を受けました。もちろん、基準値や正常な状態など、分かるように補足はしてくれました。
- NT(首の後ろの透明な部分):一般的には3mm以上を厚いと判断する
- 鼻骨:鼻の骨が1.5mm以上あるかどうか
- 静脈管の逆流:へその緒から赤ちゃんの心臓へ行く血管の流れを測定
- 三尖弁の逆流:心臓の弁の逆流を測定
- 赤ちゃんの心拍数
- 赤ちゃんの大きさ:頭からお尻までの長さを測定
- 赤ちゃんの指の動き、足の形
- 頭、顔の大きな異常がないか
- 胸水、腹水の有無
- 臍帯ヘルニアの有無
※私の場合、手や足の指の数と性別についても、現段階での判定をしてもらいました。
- 結果&説明
胎児ドッグは、赤ちゃんのサインを見るため、確定診断ではないこと。つまり、サインを出していない染色体異常症の場合は、予測をすることができないということ。
染色体異常症の子の8~9割がサインを出していると言われているが、サインがあった場合でも正常の場合がほとんどであるという説明がありました。
結果は、検査をしながら説明もありましたが、最終的に【特に気になる所見はなし】でした。
※私たち夫婦は、この胎児ドッグの後にNIPTを受けましたが、医師から「受けたほうがいい」「受ける必要がない」といった助言はできないため、結果を受け、夫婦でどうするかを話し、決断しました。
↓詳しい検査結果はこちらの記事で紹介しています。
NIPT(約10分)
- 事前説明
NIPTでは、21トリソミー/18トリソミー/13トリソミーの3つの染色体疾患のみが対象であることや、99.9%と非常に高い精度で判定できると説明を受けました。
ただし、NIPTは確定診断ではなく、陽性だった場合には羊水検査などの確定検査が必要との説明もありました。そのうえで、同意書の確認を行い、書類にサインをして検査に移りました。
- 採血
NIPTの検査自体は、通常の採血と同じなのですぐ終わりました。特に、痛みや採血時間に違いがあるわけでもなく、「本当にこれで21、18、13トリソミーの染色体疾患の有無が分かるのか」と不思議な気持ちになったのを覚えています。
【検査結果について】
NIPTは後日(目安:10~14日後)結果が出ることになっていましたが、看護師さんからも大体1週間ほどで結果が出ることが多いので、届き次第連絡しますという説明がありました。
ただし、結果は郵送や電話等での通知はできないため、直接取りに行くという流れでした。
私たちのときは、「医師からの電話の場合は陽性や何かしらの所見あり、看護師からの電話の場合は、陰性で特に問題なし」と聞いていたので、電話が来るまで緊張でした。
結果の受け取りについては、「前日に明日行きます」と言えば、特に予約する必要もなく、問題がなければ5分ほどで終了しました。
会計(約5分)
電話で事前にお伝えいただいていた金額通りでした。支払いは、現金もしくはクレジットカード、Paypayも使用できました。
検査終了してから会計までの時間もほぼ待たず、とてもスムーズなのも好印象でした。
※駐車場は近くのタイムズを利用すると、40分無料サービス券がもらえます。
実際にかかった費用
| 内容 | 費用 ※すべて税込み価格 |
|---|---|
| 初期胎児ドッグ | 27,500円 |
| NIPT | 77,000円 |
| 休日料金 | 1,100円 |
| 合計(税込) | 105,600円 |
領収書に記載されている金額は、何にいくらかかったのかがとても分かりやすいので、「これは何のお金?」と疑問に思うことも一切ありませんでした。
胎児ドッグを受けた感想
① リラックス空間で感動の時間を過ごせた
超音波装置とプラネタリウムのコラボレーション。
このクリニックでしか体感できない空間こそ、一番の魅力に感じました!
夫婦でソファにゆったりと腰掛け、天井に映し出された超音波画像を見ながら、赤ちゃんの状態や動きを見ることができ、とてもリラックスして楽しむことができました。
「検査」という緊張した空間ではなく、本当にお腹の赤ちゃんに会っているような不思議で幸せな時間になりました!
② 赤ちゃんの様子を詳しく見てもらえた
通常の妊婦健診よりも時間をかけてエコーを行うため、赤ちゃんの体の状態を詳しく確認してもらえました。背骨や心臓の動き、鼻や耳、首の状態など、普段の健診では見られない部分まで診てもらえたことで、大きな安心につながりました。
③ 医師の説明を聞きながら、赤ちゃんの成長を実感できた
医師が体の部位を一つひとつ説明してくれたので、「今どこの部分を見ているんだろう」と分からないまま進むことがなく、赤ちゃんの成長をより理解しながら見ることができました。羊水を飲む様子や体を動かす姿も見られ、お腹の中で元気に育っていることを実感できました。
④ 夫婦でゆっくり赤ちゃんを見ることができた
普段の妊婦健診は夫婦で一緒に行くことが難しかったため、夫がエコーで赤ちゃんを見るのは初めてでした。夫婦で一緒にエコーを見ることができ、「可愛いね」「よく動いているね」と話しながら赤ちゃんの成長を感じられました。夫婦で同じ時間を共有できたことは、とても大切な思い出です。
⑤ 出産に向けて安心につながり、夫婦で考える時間になった
赤ちゃんの状態を詳しく確認してもらえたことで、出産までを安心して過ごせるようになりました。また、検査をきっかけに夫婦で赤ちゃんやこれからの生活について話し合う時間も増えました。
※時期やタイミングによっても異なるため、必ず分かるわけではないと思いますが、妊娠14週0日でおそらくの性別を教えてもらいました!早い時期から名前をゆっくり考えることができるのも、素敵だなと思いました。
NIPTを受けた感想
① 体への負担が少なく、時間も短時間
NIPTの検査自体は採血のみで、カウンセリングから検査終了までの時間も短く、採血自体は5分ほどで終わりました。
通常の血液検査とほとんど変わらないため、検査後に痛みが続くこともなく、体への負担が少ない点は安心でした。
また、母体の血液を採取して調べる検査なので、羊水検査のような流産リスクがないことも、NIPTを選ぶ大きな理由の一つでした。
② 胎児ドッグとは違う「あっけなさ」
①のようなメリットもある一方で、実際に受けてみると「本当にこれだけで赤ちゃんの染色体について調べられるの?」と思うほど、あっという間に終わったというのが正直な感想です。
同じ出生前診断でも、胎児ドッグでは時間をかけてエコーで赤ちゃんの姿や発育状態を詳しく確認するため、「赤ちゃんを見てもらった」という実感がありました。
一方でNIPTは、採血後は検査結果を待つ形になるため、胎児ドッグと比べると少し物足りなさを感じる部分もありました。
それぞれ役割が異なる検査ですが、胎児ドッグで実際に赤ちゃんの様子を確認し、NIPTで染色体について調べることで、より安心材料が増えたように感じました。
③ 精度が高いという安心感
NIPTは、母体の血液中に含まれる赤ちゃん由来のDNAを調べることで、染色体異常の可能性を確認する検査です。
確定診断ではないものの、対象となる染色体疾患について高い精度で検出できることから、検査を受けたことで「できる範囲で赤ちゃんのことを知ることができた」という安心感がありました。
なかなか専門の先生でも「大丈夫」とは言いにくいセンシティブな検査の中、医師から「99.9%」という説明を受け、信頼できる情報を得られることは、私にとって大きな意味がありました。
④ 結果が出るまでは不安
検査自体はあっという間に終わりましたが、結果が届くまではやはり不安な時間でした。
「もし陽性だったらどうするか」「その場合は次の検査を受けるのか」など、夫婦で事前に話し合っていたものの、結果を見るまでは落ち着かない気持ちもありました。
ただ、10~14日という結果通知の目安に限らず、分かり次第できるだけ早く連絡していただけたので、不安も軽減されました。私の場合は、土曜日に受診し、次の金曜日(6日後)に連絡が来ました!
※結果がすべて陰性だったこともあり、先生から紙を渡されて確認し、1分ほどで終わりました。
ゆたかマタニティ超音波クリニックの全体的な印象
実際にゆたかマタニティ超音波クリニックで胎児ドッグ・NIPTを受けて感じたのは、全体的に安心感のある雰囲気でした。
院内は清潔感があり、待合室が混み合うこともなく、待ち時間もほとんどありませんでした。時間に追われているような慌ただしさがなく、看護師さんや先生も一人ひとりに丁寧に向き合っている印象でした。
初めて受ける検査で分からないことや不安なこともありましたが、質問しやすい雰囲気があり、個人的な内容についても嫌な顔をせず、一つひとつ丁寧に説明してくださったことが印象に残っています。
また、看護師さんや先生の話し方も優しく、せかせかした感じがありませんでした。検査を受ける側も自然と緊張がほぐれ、落ち着いた気持ちで赤ちゃんの様子を確認できる環境だと感じました。
胎児ドッグやNIPTは、不安な気持ちを抱えながら受ける人も多い検査だからこそ、ゆったりとした雰囲気の中で安心して相談できることは大きな魅力だと思います。
こんな人におすすめ
「本当にここで出生前診断を受けることができてよかった」「2人目もここでお願いしたい」と心から思える素敵なクリニックでした!
改めて口コミを見ても、共感できることばかりで、「ゆたかマタニティ超音波クリニック」さんと巡り合うことができたことは、私たちにとってとても幸せなことだと感じました。
- 出生前診断が初めてで不安に思っている人
- 出生前診断を受けようか、どんな検査を受けようか迷っている人
- 夫婦で赤ちゃんをゆっくり見たい人
- 大阪で認証施設を探している人
- 検査についての疑問や不安をじっくり相談しながら決めたい人
まとめ
今回は、ゆたかマタニティ超音波クリニックで胎児ドッグとNIPTを受けた体験をご紹介しました。
実際に受けてみると、NIPTは採血のみで体への負担が少なく、胎児ドッグでは赤ちゃんの様子を詳しく確認できたことで、大きな安心につながりました。また、院内の雰囲気やスタッフ・先生の丁寧な対応も印象的で、不安なことも相談しやすい環境だと感じました。
出生前診断は、受ける・受けないを含めて夫婦でよく話し合うことが大切な検査です。
この記事が、出生前診断や施設選びで迷っている方の参考になれば幸いです。




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